2013年1月24日木曜日

岩湧山


岩湧山は金剛山と並んで大阪を代表する山だ。標高は900mほどで山上には茅が植えられている。金剛山ほどではないが、春秋には登山者が多い。若いころ僕も良く上った。だが冬の岩湧山は登ったことがない。
 
次の日曜日(1月27日)に、いつものメンバーと行くことになった。コースは最短距離で登れる岩湧寺からの登山道からにした。この道は分かりやすいが、この季節は積雪があって滑りやすいとの事でアイゼンは必要だ。
 
今回もIさんがワンボックスカーを出してくれることになった。この車の定員は8人だが、今日現在7人の参加希望者がある。天気予報では、当日の天気はまずまずのようなのでよかった。
 
 今年の1月4日は自宅で正月をしたので、今回が初登山だ。メンバーの平均年齢は還暦を遥かに超えているので、若い時のペースで歩くことは無理だ。時間的に十分余裕をもった計画が大事だ。ガイドブックに書いてある時間の倍ぐらいのつもりで行動しようと思っている

2013年1月23日水曜日

SMS


携帯電話は相当前から使っているが、携帯からのメール送信は全然やっていなかった。理由は色々あるが食わず嫌いがすべてだろう。しかし、皆さん上手に使いこなしておられるが、いちいちメールアドレスを登録して利用しているのだと思っていた。
 
ところが、最近、電話番号でメールの送信が出来るのを知った。SMSがそれだ。これなら簡単だ。それでも携帯からの文字入力はおっくうだ。タブレットならフルキーボードが使えると思い、携帯の電話帳をタブレットにコピーした。
 
それで初めて分かったのだが、電話番号で送れるのは短い文字だけ(通常半角160文字まで)のメッセージのやり取りだけで、添付などは出来ない。料金は受信は無料。送信は1通に付数円かかる。
 
 SMSは何かと制約も多いので、やはり相手のメールアドレスを登録してEメールで送る方がよさそうだ。タブレットをパソコンと同じように使えれば非常に便利になる。それでもモバイルはまだ素人の段階だ。そのうちに使いこなせるようになるだろう。

2013年1月20日日曜日

テルモス

 

僕は、ステンレス製の魔法瓶のことをテルモスと呼んでいる。ハイキングの時に持って行くのに0.5L入りの物を2本もっている。ところが、これをサーモスと呼ぶこともあると最近知った。
 
ステンレス製の魔法瓶は「THERMOS」社製の物が有名だ。社名を英語読みするとサーモス。それではテルモスはというとドイツ語読みだということが分かった。納得。
 
1904年に、ガラス製の魔法瓶を世に出したのがドイツの「テルモス」社。その後はアメリカ、イギリスなどでは「サーモス」社である。日本では「サーモス㈱」がすべての「THERMOS」社を傘下に収めている。
 

 この魔法瓶が日本で最初に紹介された名前が「テルモス」だったらしい。昭和30年代の登山ブームの時にテルモスは登山者の憧れの道具だった。昨日新しいテルモス(サーモス)Amazonに発注したら今日届いた。

2013年1月19日土曜日

アベノミクス


アベノミクスとは、自民党の安倍総裁が、金融緩和と積極財政を掲げる政策で、安倍とエコノミクスを合わせた造語である。
 
安倍氏は3本の矢に例えて、①大胆な金融政索、②機動的な財政政策、③民間投資による成長戦略、を、基本方針に打ち出している。そして、日本経済を成長軌道に乗せるためにお金を大量に刷ることで民間需要の増加に努めるべきだとしている。
 
民主党はじめ野党各党はこの政策に対決姿勢を示している。一部マスコミの批判報道もあるが経済界は概ね歓迎しているようだ。最近の株高、円安傾向はアベノミクスが効果を見せ始めているのではなかろうか。
 
 デフレから脱却して景気が良くなるのは良いことだが、インフレになってすべての物価が上昇するのは困る。マクロ経済のことはよく知らないが、日本経済が良くなるのであればアベノミクスは良いのではないだろうか。

2013年1月17日木曜日

「787」のトラブル  


米、ボーイング社の新鋭中型機「787」のトラブルが相次いでいる。この飛行機は現在世界で50機ほど運行しているが、その半数を全日空と日本航空で保有している。
 
ボーイング社は一連のトラブル発生について謝罪する声明を出したが、安全性は確信していると従来からの主張も繰り返している。
 
米連邦航空局は、当面の運行を見合わせる様、航空各社に指示した。具体的な期限が明示されていないので運休が長期化するのではないかと懸念される。
 
 ところで、この飛行機一機の値段は百数十億円するそうだ。年間の維持費も相当な額だろう。世界には大金持ちがいて、自家用に「787」を発注している人があるそうだ。当然内装も特注になるので200億円近くなるのではないかと言われている。

2013年1月9日水曜日

シェール革命


世界的に、脱原発によるエネルギー問題が大きな議論をよんでいる。だが、再生可能エネルギーは現実的ではない。現在は二酸化炭素排出量の少ない天然ガスによる火力発電が増えているが、在来型の天然ガスの埋蔵量には限りがある。

非在来型天然ガスと言われる「シェールガス」の埋蔵量は世界各地に多量にある。しかし、地下に穴をあけただけで地上に吹き出てくる在来型と違って、取り出しにくい。だが、技術の進歩によりシェールガスの採掘量は増えている。

アメリカ合衆国では、新しい天然ガス資源としてシェールガスを重要視している。2020年までに、北米の天然ガス生産量の半分がシェールガスになると予想する研究者もいる。別の研究者はシェールガス開発により世界のエネルギー供給量が大きく拡大すると言っている。

問題は、コストだが、輸送インフラを含めた価格が、市場に出回れるようになった時に初めて採掘可能埋蔵量の議論が出来る。技術的に回収可能な半分の量が経済的に取り出せるとした場合、世界の天然ガスの可能採掘年数は在来型と合わせて160年を超えることは確実になったそうだ。

2013年1月5日土曜日

一里塚

 

最近、一里塚という言葉をよく聞く。物事を行うときに結果を出すまでに様々な意見があって方向が定まらないときがある。こんな時にとりあえず一番初めにやるべきことだけ決めて取り掛かる。
 
とりあえず決めたことが最初の一里塚で、それが達成してから次の一里塚を決めると言うやり方だ。企業でも政治でも、この方法で物事を進める方がうまくいくと言うのだ。
 
本来、一里塚と言うのは、江戸時代、全国の街道に旅行者の目印として、1里ごとに土盛りした塚に黄を植えたり標識を立てたりしていた。古くは平安時代末期に奥州藤原氏が白河の関から陸奥湾までの道に経てたのが最初と言われている。
 
一里塚には榎などの木が植えられ、旅人が木陰で休息が取れるように配慮されていた。もとは街道の両側に設置されていたが、現存するものは殆ど片側のみになっている。

2013年1月4日金曜日

脱原発

 

滋賀県の嘉田知事が日本未来の党を結成し、原発ゼロを公約にして選挙戦に臨んだが、国民には受け入れなかったようだ。今日のニュースで嘉田氏は、党の代表を降りて知事の職に専念することになったようだ。

 
選挙戦では脱原発が争点の一つであったことは間違いないが、即原発ゼロと言うのは無理があった。いずれはゼロにするにしても、段階的に持って行くのがベターだろう。
 
先の総選挙では自民党、国民新党等を除く9党が、実現時期などの違いはあるもの、原発ゼロを掲げていた。ただし日本維新の会、公明党は意思表示に不明確な部分があったので選挙結果を見た限りでは原発ゼロ政策の支持は意外に低かったのでは。棄権した有権者の中にも原発ゼロ派が少なかったのでないだろうか。
 
現在は、原発の代替に石炭火力、ガス火力などをフルにつかっている。この燃料価格の高騰が大きな問題になっている。電力の安定供給の面や経済性の面においても、当面は原発が必要ではなかろうか。