2012年9月29日土曜日

君が代

http://youtu.be/_ORh8TKxsMU

水舟


郡上踊りで有名な岐阜県中央部にある郡上八幡は、町のいたるところに湧水が出ている。この町では水の恵みを生かしたまちづくりを進めている。
 
ここでは、各家々で水船を設けて湧水を利用している。竹樋やパイプなどで引き込まれた湧水は段差のある水船に導かれる。上段のきれいな水は飲料水として使われ、次の段で果物などを洗い、その下の段で食器を洗う。
 
食器を洗って出た残飯などは、鯉などの魚の飼ってある観賞池に落とされて魚のエサとなって残りは土に沈殿する。この水は、裏の畑で使われたのち川に流される。
 
このような水の使い分けシステムは400年以上前に生まれた。上下水道の普及に伴い、水船を利用する機会が減りつつあるが、水を大切に使おうという考えはこの町人々の心には根付いているようだ。

 

2012年9月28日金曜日

同期



面白い動画を見つけた。バラバラに動いていた沢山のメトロノームを、しばらくすると同期して同じ動きをするようになるのだ。ある研究所が投稿したものである。
 
原理は簡単だ。メトロノームを乗せる台を同じ速度でゆっくり動かすだけのことだが、この原理は、組織作りに大いに役立つのではないかと思う。
 
企業でも、団体でも、人によって運営される。それぞれの考えがバラバラでは組織は成り立たない。初めはバラバラでも最後はきっちりまとまることが大切だ。
 
そのために、ブランコのようにゆっくりと動く台を作って、みんなの考えの同期をとることが、シンプルではあるが一番大切なことのように思える。

2012年9月26日水曜日

自民党総裁選挙


自民党総裁の選出選挙が今日26日に行われ、安部晋三氏が第25代総裁に選ばれた。任期は20159月末までの3年間だ。総裁経験者が再び選ばれるのは自民党結党以来初めてである。
 
選出後のあいさつで、政権奪回に向けた重責を担うことになった。野田政権を早期の解散に追い込む体制を整え全力を尽くすと強調した。
 
選挙後の両院議員総会でも「政権奪回に向けて頑張りたい」と、抱負を語った。又、谷垣前総裁には、これまでの3年間、野党のリーダーとして自民党を守ってくれたことに対して、謝意を表明した。
 
  次の総選挙では政権奪還が出来るのか。それとも民主党との連立政権になるのか。今後の政局が面白くなってきた。いずれにしても日本国を良い方向に導いてもらいたいものだ。

2012年9月25日火曜日

有効活用


東日本大震災跡の瓦礫の処理が問題になっているが、植物生態学者の 宮崎 昭氏は、瓦礫を活用した森づくりを提案している。宮崎先生は現在84歳だが非常にお元気だ。精力的に植樹活動を指導されておられる。
 
1970年ごろから、土地本来の植生をポット苗を用いて植える方法により、環境保全の森づくりを成功させている。そして「宮崎方式」と言われる森づくりが盛んになっている。
 
海外においても、熱帯雨林再生プロジェクトに参加し、マレーシアでは再生不可能とされていた森を再生させた。中国の万里の長城でも植林を行うプロジェクトを進めている。
 
東北の被災地の跡にも瓦礫を活用した大規模なプロジェクトを提案されている。細川元総理も大いに賛同されて、野田総理に進言されている様だ。野田総理も前向きに進める意向を示したと言う。
 
ブロジェクトとの方法は次の動画を! 
 

2012年9月24日月曜日

地球深部探査船「ちきゅう」


紀伊半島沖にあって大きな地震の発生場所と考えられている南海トラフなどを調査する目的で作られた地球深部探査船「ちきゅう」は、東日本大震災の調査が一段落したので再び調査を始めた。
 
南海トラフとは、海の底で地球のプレートとプレートがぶつかりあっている場所で、大きな地震が発生する可能性があると言われている。探査船「ちきゅう」は、船底からパイプをどんどんつなげて海底までのばし、このパイプにドリルを通し海底をどんどん掘って、試料を取り出して調べる。
 
深さは1万メートルの深さまで掘ることが出来るそうだ。1万メートルと言えば富士山を3個重ねた高さだ。ものすごい設備を施しているのだろう。
 
探査船は、穴を掘る場所の海上に数ヶ月以上とどまっていなければならないので、GPS衛星からの電波と海底に沈めた音波発生装置とで、常に一定に保っている。へリボートも備えた超大型船だ。国はこの計画に、かなりの予算をかけているのだろう。

2012年9月22日土曜日

鉄道用語のタブレット


タブレットと聞くと携帯型タッチパネル式のPCを想像する。タブレットの語源は英語tableから来ていて、携帯できる石板や木板のことらしい。
 
鉄道マニアの間で話題になっているのは別の物だ。列車の衝突事故を防ぐ通行証のことである。真鍮で作られた直径が約10センチのドーナツ型の円盤で、単線の一定区間に複数の列車が同時に入らないようにするためのものだ。
 
駅と駅の間には一つのみのタブレットが存在し、この区間を通過する列車はタブレットを持っていないと通過できない仕組みになっている。
 
かっては、全国の旅客鉄道で使われていたが、信号機に置き換えられてきて、段々と姿を消していった。9月22日には、福島県のJR只見線で、最後のタブレットの受け渡しが行われ、大勢の鉄道ファンが詰めかけた。

2012年9月15日土曜日

100歳人口


厚生労働省が、敬老の日を前にして全国の100歳以上の高齢者の数が5万人を超えたと発表した。調査を開始した1963年は153人だった。半世紀たって、実に300倍以上に増えている。
 
男女の比率は、女性が87%で圧倒的に多い。やはり女性の方が長生きだ。国内の最高齢は京都在住の男性で明治30年生まれの115歳。男性の長寿世界一としてギネス認定されている。女性の最高齢者は114歳だ。
 
ちなみに、大阪府は1694名。10万人当たりの数は高知県と島根県が80人と多い。大阪府は30人余りである。沖縄県は10万人当たり60人で意外だが、若者の人口が他府県に比べて増えているからだそうだ。 
 
 高齢者は、老化に伴い衰えボケや寝たきりになり、巨木が倒れるように死んでいくと思われていたが、実はそうではないことがわかってきた。最近の調査によると、ボケ人口が増えるのは85歳位までで頭打ちになって、100歳を過ぎると亡くなる直前までボケないと言うのだ。健康に100歳を迎えている人を見ると、みんな自信がついて自分にもやれると思うようになるのだろう。

2012年9月13日木曜日

ドロップボックス


ドロップボックスを使い始めて数か月になる。店のパソコンのドロップボックスにホルダーを作って写真やExcelデーターを保存した。2階のデスクトップやノートパソコンにもドロップボックスをダウンロードした。
 
案外簡単に同期がとれて、写真やデーターの閲覧や編集が出来る。反対の作業をしても上手くいく。ところが、タブレット端末に同様のことをやったが同期が取れない。色々試した結果、インストールするときのアカウントが違っているのに気が付いた。
 
アカウントの変更の仕方がわからず、アンインストールしようとしたが、アンドロイドのアンインストールの仕方がわからない。試行錯誤の末、昨日やっとわかった。改めてダウロードをしたら今度はうまくいった。
 
タブレット端末でクラウドが使えるようになると、ドロップボックスのホルダーに必要なファイルを入れて持ち歩くことが出来るので非常に便利になる。顧客先で商品のより詳しい説明が出来る。これを活用しない手はない。早速実行してみよう。

住吉大社

http://youtu.be/JGV-BlE59Ew

2012年9月12日水曜日

熱発電チューブ


パナソニックが6年後をめどに開発中の、超小型の発電装置を発表した。名前は、「熱発電チューブ」で、長さ10センチ、直径1センチのチューブを4本組み合わせた構造で、出力は16ワット。
 
原理は、チューブにお湯を流し、その温度の変化で発電ができる。工場やビルなどの排熱を有効利用したり、温泉地などでの活用を考えているようだ。二酸化炭素を出さないから地球にやさしいエネルギーだと説明している。
 
パナソニックの開発チームは、将来、照明や、セキュリティーカメラの電源などに利用できると言っているが、もっと画期的な利用法がほしい。
 
 問題は価格だが、そんなに安くはならないだろう。発電量がこの程度だと、実用的にはあまり期待できないと思う。

2012年9月10日月曜日

映画「喝采」


ちあきなおみの歌「喝采」で思い出したのだが、確か二十歳ぐらいの時に劇場で観た外国映画の「喝采」は、今でもはっきり覚えている。出演は、グレースケリー、ビングクロスビー、ウイリアムホールデン、いずれも大スターだ。
 
グレースケリーはこの映画でアカデミー主演女優賞を貰っている。映画のあらすじは、かっては名エンターティナーとして名を馳せたフランク(ビングクロスビー)は、酒に溺れた生活を送っている。そんな彼を、妻のジョージー(グレースケリー)が必死に支えて立ち直させるのだが、演出家(ウイリアムホールデン)が絡んで話が複雑になる。
 
この映画は、テレビででも何度か放映されて観ている。VHSテープに録画したものもあるが、もう見ることはないだろう。
 
グレースケリーは、その後、モナコ公国大公レーニエ3世と結婚したが、交通事故で不慮の最期を遂げている。現モナコ大公アルベール2世は彼女の息子である。

 

2012年9月7日金曜日

オドメーター


僕は、自称「記録マン」と呼んでいる。若いころから色んなデーターを記録する癖があった。Excelが使えるようになってからはパソコン上で管理している。主な記録データーは、血圧、体重、体温、室温、湿度etc。
 
自動車の毎日の走行距離も記録している。自動車にはオドメーターが装備されている。オドメーターはリセットできない構造になっているので、当日の数値から前日の数値を引いたものを記録している。
 
自転車には走行距離計がない。オプションで取付けられるのを知り、先日それを買った。愛用のマウンテンバイクに取り付け昨日初めて使ってみた。前輪が1回転する時間を測り、そのデーターで、走行速度、平均速度、最高速度、走行距離、走行時間が記録できる。もちろん累積も記録できるオドメーターである。
 
昨日は、得意先まで往復の6km余り乗っただけだが、すべて記録されている。これは良い。早速Excelで表を作ってデーターをインプットすることにした。

2012年9月6日木曜日

腸内細菌


人の腸内には100兆個もの細菌が棲んでいると聞いたことがある。この中には良い働きをする善玉菌とバランスが崩れると悪さをする悪玉菌と日和見菌と言われるものがある。これらのバランスが保たれている時は健康である。
 
腸は食べ物を吸収する器官であるが、腸内細菌には免疫力があって、食物と一緒に体内に取り込まれた病原細菌から命を守る働きがある。医学の進歩によって腸内細菌の働きが解明されてきたそうだ。
 
腸の調子を整えるにはヨーグルトが良いと言われる。最近、ヨーグルトのような乳酸菌についての研究が進んでいて、身体に良いことが科学的に証明されている。では、普段どのようにヨーグルトを摂取すればいいのか。一概には言えないが、僕は、毎朝100gぐらいに蜂蜜を混ぜて食べている。
 
   腸内細菌のバランスは、年齢や食生活よって変化することがある。又、不規則な食生活を続けていると日和見菌と言われるものが悪玉菌に変わることもある。食物繊維や乳酸菌を多く摂って、善玉菌を増やすことで腸内細菌のバランスを整えることが大切だ。

2012年9月5日水曜日

新世界


大阪で新世界と言えば通天閣だ。今の通天閣は2代目だが、初代通天閣が出来て今年が100周年になるそうだ。
 
新世界の繁華街には串かつ屋さんが多い。周辺の店舗でつくる「新世界串かつ振興会」は94日を串の日に設定し、100周年を迎えた新世界の記念イベントを実施した。イベントには多くの観光客らが詰めかけて、用意した100人分の串カツはあっという間になくなった。
 
現在の通天閣は昭和31年に完成したが、この頃新世界には勤め先のお得意さんが数軒あった。仕事で通天閣の建設現場の近くをよく通った。完成の折にもお得意さんに通天閣の入場件を貰ったが、いつでも行けると思っていたがこれまで上がったことがない。
 
新世界へは、仕事ではよく行って、歓楽街としての雰囲気は分かっているが、実際に遊びに行ったことがない。在所からもそんなに離れていないので、一度行ってみるのも面白いかなと考えている昨今だ。

ちあきなおみ

http://www.youtube.com/embed/Sr-ZDhYSMvQ

歌手 ちあきなおみ は、昭和44年21歳の時に歌手デビューしている。僕の大好きな歌手の一人である。数々のヒット曲の中では、「喝采」、「紅とんぼ」、「かもめの街」等を好んで聴く。
 
ちあきなおみの歌唱力は抜群で、演歌をはじめ色々なジャンルの歌を発表している。平成4年に最愛の夫 (俳優 宍戸 錠の実弟)に先立たれた。その後芸能活動を休止している。しかし、休止後も毎年のようにCDがリリースされている。テレビの特集番組も何度も放送された。
 
NHKのみんなの歌では、「さとうきび畑」をうたっている。この歌は他にも多くの歌手がリリースしているが、森山良子の歌ったものを聴く機会が多いだろう。ちあきなおみのものも聞いてみたくなって、ネットで検索したらあった。
 
最近は、インターネットで探したら、ほぼどんな曲でも見つかる。著作権のことがあるのですぐに消えてしまう場合もある。それにしても大変な時代になったものだ。これから先が想像できない。
http://youtu.be/CczOL2SU3kE

http://youtu.be/Sr-ZDhYSMvQ

2012年9月4日火曜日

歌舞伎






日本の伝統芸能の歌舞伎は、意外と新しい。歌舞伎の元祖は17世紀初めに、京都で評判になった出雲阿国の女踊りが発展していったが、17世紀中ごろに女歌舞伎は禁止になって、女役も男性が演ずるようになって、現在に至っている。
 
江戸時代を通じて発展し、江戸・京都で盛んになって、多くの名優が生まれた。明治になっても盛んだったが、歌舞伎はある程度の基礎知識がなければ理解できないと言う批判もあって西洋演劇の影響等もあり、新しい演劇形式も生まれてきた。
 
太平洋戦争の激化に伴い、歌舞伎の興業は困難になり衰退していたが、戦後、昭和30年ごろから人々の生活に余裕が生まれ、娯楽も多様化し、歌舞伎の人気も回復してきた。昭和40明には重要無形文化財にも指定された。上演劇場も各地に出来た。
 
僕は、歌舞伎を実際に劇場で見たことはないが、テレビではよく観賞する。先日は市川亀次郎改め市川猿之助と周辺の人々を1年間追ったドキュメンタリー番組、「新・猿之助誕生」の放送があった。市川亀次郎は、大河ドラマの「風林火山」から知っていたので、大変興味深く観た。

2012年9月3日月曜日

日銀レポート


日本銀行は、日本の人口動態と中長期の成長力について整理したレポートを発表した。その概要を見ると、少子高齢化の予想を超えた進展を指摘している。将来の労働力率に変化がなければ就業者の減少が加速するだろう。
 
遠回しであるが、少子高齢化が物価の押し下げ、すなわちデフレの原因になっていると延べている。しかし、これには、異論を唱える人も多いと思う。
 
労働供給に関しては、近年、女性や高齢者の労働力率が高まっており、この動きを促進する必要がある。子育て支援の強化などによって出生率と育児期の女性の労働力率を高めることが可能である。又、将来的に健康な高齢者は増えるだろう。高齢者の活用も考えねばならない
 
  少子高齢化のもとでも、生産性の向上は可能だ。企業は先端の技術やアイディアを駆使してグローバルな需要を取り込むことが重要だ。と書かれているが、日銀は積極的な金融緩和をすることが先だろう。