菜の花の咲くころに降り続く雨を「菜種梅雨」と言う。3月の中ごろからそんな天気が多い。今月は同業組合の総会や、親睦の一泊旅行などが控えている。なるべく雨は少ない方がいい。
日本人は季節によっていろんな言葉を使い分ける。この頃の雨が菜種梅雨なら、5月初旬の雨は「たけのこ梅雨」、5月中旬は「卯の花梅雨」、と言うそうだ。そして梅の実の熟す頃、本格的な梅雨がやってくる。
しとしとした雨の降る日が続くのはうっとうしい。梅雨と言う暗い印象の言葉も、雨の向こうに菜の花の黄色の明るい色が透けて見えるといくらか気分も明るくなる。
菜の花(別名 菜種)はこの季節よく食べる。主としてお浸しにするが、一夜漬けにしてもおいしい。ひとシーズンに4~5回は調理する。昨夜も一人で一把平らげた。
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