2014年12月30日火曜日

平 和



2014年は何事もなく一年を過ごすことが出来た。2015年は戦後70年目の年だ。わが国は平和の時代が長く続いているが、人類の歴史は戦争の歴史でもあると言われている。戦争を繰り返し、多くの生命・財産を消失している。現代社会は核兵器の抑止力によって大規模な戦争はなく平和は一応保たれている。
 
しかし、抑止力が十分でない場合、クーデターが発生し、他国からの侵略を誘発する。内戦がおこり無政府状態に陥った場合は住民同士が武装し、殺し合いが始まる。
 
中立主義を標榜する国家のスイスやスエーデンも、抑止力となりえる強力な軍事力を持っている。日本も戦争の放棄を謳っているが,自国の防衛までは放棄しておらず、自衛隊を組織している。また、アメリカ合衆国と日米同盟を結び、集団安全保障体制を構築している。

 現在の日本は、日米安保による安全保障体制を敷いているが、憲法9条の解釈によって改憲と護憲の二つの立場があり対立している。現政府は、改憲運動の立場から武力による抑止は国防の為として憲法を改正すべきとしている。

2014年12月21日日曜日

心臓病


心臓病について少しだけ勉強している。心臓は一日10万回も収縮・拡張を繰り返し、全身に血液を送り出すポンプの役割をしている。僕の心臓も75年間一日たりとも休むことなく働いてくれているのだ。
 
この心臓の心筋に酸素や栄養を含む血液を送りこんでいるのが冠動脈と言う血管だ。この血管が動脈硬化などの原因で狭くなると、心臓に送りこまれる血液が不足して不具合が生じる。これが狭心症だ。さらに動脈硬化が進んで冠動脈が完全に詰まって心筋に血液が行かなくなった状態が心筋梗塞で、これらを虚血性心疾患と呼ぶそうだ。
 
僕は動脈硬化で冠動脈が細くなっている狭心症のようだ。動脈硬化は、高血圧や高脂血症が原因のいわゆる生活習慣病であり、生活習慣の改善が重要との事だ。
 
僕の場合、精密検査を受けてみないと今後の治療方法が決まらない様だ。大したことが無ければ良いのだが。この際、完治出来る様に努めたいと思っている。

2014年12月20日土曜日

緊急経済対策

地方交付金
 
政府は、景気の底上げに3.5兆円規模で緊急経済対策を行う方針を固め、2014年度補正予算に盛り込むようだ。
 
地方の消費喚起や中小企業対策などの目的で、地方自治体が実施する商品券などの発行を補助するほか、自然災害の復旧事業などにも充てる。
 
 財源は、今年度税収の上ブレ分などをあて、新規国債は発行しない。この予算案は来年1月下旬に召集予定の通常国会に提出し、2月中旬ごろの成立を目指す。
 
この経済対策の目玉は、自治体が自由に使える交付金の創設だ。商品券の配布や低所得者への家計支援等の事業での活用を促す。また「住宅エコポイント」制度も再開する。このように政府は経済対策に前向きであり来年度の景気は上向くことだろう。

2014年10月9日木曜日

LED照明

 

「明るく省エネ型の白色光源を可能にした、効率的な青色LEDの発明」と言うのが、今回、日本人3人がノーベル物理学賞を受賞することになった授与理由だ。
 
光の三原色が、赤と緑と青と言うことは知っている。3色が揃うと白色はもちろんどんな色でも作れる。1960年代に発光ダイオード(LED)が発明された。しかし、赤と緑は出来たが、青色の開発がうまくいかなかった。
 
今回受賞した3人のうち、名古屋大学の赤埼氏と天野氏の師弟が、窒素ガリウムによる青色LEDの基礎研究を行い、それを産業に応用し量産化に成功したのが中村氏だ。中村氏の事は特許権裁判で知っていたが、現在はアメリカ国籍を取得してカリォルニア大学で教授をしているそうだ。
 
最近は、各家庭にLEDの照明器具が普及しつつある。大型のカラーディスプレイが町中に増えている。パソコンやテレビのバックライトにも使用されており、21世紀はLEDの世紀になるだろう。この発明を日本人がしたことは誇らしいことだ。ノーベル賞受賞に対し心からおめでとうと言いたい。

 

2014年4月8日火曜日

三陸鉄道


朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台にもなった岩手県の三陸鉄道が、3年ぶりに全線開通した。東日本大震災で壊滅的被害を受けたが、6日総延長107.6キロを列車が走った。
 
久慈市では記念イベントが開かれ、「あまちゃん」で駅長役を務めた俳優の杉本哲太さんが、くす玉を割って祝福した。望月社長は『地域の活性化に貢献していきたい』とあいさつした。
 
震災で全線が不通になったが、5日後には一部区間で運賃無料の「復興支援列車」を運行し、復興のシンボルになっていた。全線再開に合わせ、クエートからの支援で車両5両が新たに導入された。
 
だが、三陸鉄道は過疎化などで赤字が続いていて、今回の復旧費100億円弱は全額国費で賄われている。三陸鉄道のローカルには復旧のめどが立っていない路線もあるようだ。