今日、6月10日は「時の記念日」だ。今から1340
年前の天智天皇の御世に、水時計(漏刻)が設置され、宮中に時が告げられるようになったのを記念するもので、大正9年に記念日として制定された。
滋賀県の近江神宮では、恒例の「漏刻祭」が執り行われ、時計業界の関係者は、最新の腕時計や置時計を奉納した。境内では、祝いの舞楽なども披露され、訪れた人たちは華やかな舞に見入っていたそうだ。
歴史の本を読んでいると、昔の人は時間の管理には苦労したのがよくわかる。戦国時代の混乱期には、日出と日没の間を等分し、季節によって変化する「不定時法」が用いられたそうだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿