日本は、3年に一度パラオやパプアニュウギニアなど南太平洋の14の島国の首脳や、オーストラリア、ニュージランドの閣僚級を招いて「太平洋・島サミット」を開催している。今回は本日22日より福島県で開かれている。
この地域は、先の大戦で激戦地になった島々もあったが、多くの日系人から大統領や政財界のリーダーを輩出している。そして伝統的に親日国が多い。国連の常任理事国入りの為にもまとまった投票行動が期待できる。
この地域は、陸地面積は小さいが、排他的経済水域で見ると広大な面積になり、安全保障上非常に重要な地域である。海洋進出を活発化している中国は、この地域へも影響力を強めようとしている。